腕の痛みと痺れ

腕の痛みや痺れは腕に問題があるケースと、首や肩の問題によって生じるケースがあります。関節の歪みや筋肉の緊張により神経や血管が圧迫を受け、圧迫部位より先に痺れが出やすくなります。

その為、一部の筋肉が損傷を受けたり、うまく働かなくなると正しい肩の動きを保てなくなってしまいます。そのような状態を放置していると四十肩やインピンジメント症候群などの障害に発展していきます。症状を改善していくためには細かな評価が必要となります。

まれに、内臓疾患の関連痛として肩に痛みを生じることがあります。外傷など思い当たるきっかけがない場合は注意が必要です。

種類と原因

頸椎椎間板ヘルニア
頸椎の椎間板が隆起している状態が頸椎ヘルニアです。ヘルニアの程度やレベルによって症状の強さや痺れる部位が異なります。加齢や身体の歪み運動による負荷など原因は様々です。比較的程度が軽い場合は無症状であったり、首に痛みが出る程度ですが、重度な場合は痺れや脱力感、感覚麻痺などの神経症状がみられます。

変形性頸椎症
関節が加齢や持続的な負荷によって変形すると骨棘が形成されます。変形性頸椎症はこの骨棘による刺激で、痛みや痺れを発症します。症状としては首の痛みや手の痺れが多くみられます。

胸郭出口症候群
頸椎から上肢に伸びる神経や血管が首から肩にかけて圧迫を受け、痛みや痺れを引き起こすことを総じて胸郭出口症候群と言います。圧迫される部位は主に3か所あり、その部位により「斜角筋症候群」「小胸筋症候群」「肋鎖症候群」に分けられます。

円回内筋症候群
肘のすぐ下にある円回内筋の過緊張により、正中神経が圧迫を受け発症する痺れを円回内筋症候群と呼びます。円回内筋は主に手首を内側へ捻る動作時に働きます。テニスやゴルフなど肘の酷使で発症することが多いです。

他にもこんな症状の方が来院されます。