関節円板の変位

顎関節の間には関節の動きを誘導したり、衝撃吸収の働きをする関節円板と呼ばれる軟骨が存在します。関節円板周囲の組織は支持性が弱く、慢性的な外食により関節円板は変位を起こしやすいです。変位が強い場合、顎関節が全く動かなくなるロッキングを発生させます。

関節円板の変位の特徴

開口閉口時にカクンカクンと顎が動き、コリコリとクリック音が鳴るのが特徴です。時折、顎が全く動かなくなるロッキング現象を引き起こすこともあり、代表的な治療法もなく症状が慢性化するケースもあります。関節円板の変異が慢性化すると、変形性関節症へ進む場合も多く、顎関節機能障害を併発しやすいのも特徴です。

関節円板の変位の原因

不良姿勢による顎関節への力学的負荷、ストレスによる筋緊張、外傷などにより関節円板に対し圧迫状態が継続されると発症します。関節円板は顎関節のクッションの働きをする軟骨組織であり、慢性的な外力により変位を起こしやすいです。関節円板は前側に変位することが多く、開口閉口時に骨が変位した関節円板を乗り越えるときにクリック音が生じ、変位が大きく乗り越えられない時はロッキング現象を起こします。

関節円板の変位に対するカイロプラクティックケア

顎関節の可動性を回復させ、必要に応じ関節円板の調整を行います。顎周囲のバランスはもちろんですが、頸椎~胸椎にかけての安定性も重要になりアプローチを加えていきます。顎のロッキングは調整により回復しますが、繰り返すことがほとんどです。顎だけではなく、周囲のバランスの回復が再発予防の一つの手段となります。