胸郭出口症候群

頸椎から始まる上肢に伸びる神経が首から肩にかけての部位で圧迫され痛みや痺れなどの症状を起こすことを総じて胸郭出口症候群と言います。圧迫される部位は主に3か所あり、その部位名をとって「斜角筋症候群」「小胸筋症候群」「肋鎖症候群」といいます。

胸郭出口症候群の特徴

吊り革を掴む動作や物干しの時の様に腕を挙げる動作で上肢のしびれや腕・肩・肩甲骨周囲に痛みが生じます。首が長く、なで肩の女性に多くみられ、特に20代女性に多くみられるようです。

胸郭出口症候群の原因

頸椎から始まる腕神経叢が前斜角筋と中斜角筋の過緊張によって圧迫される場合を斜角筋症候群、鎖骨と第一肋骨で圧迫されると肋鎖症候群、小胸筋の下で圧迫されると小胸筋症候群と言います。どの部位で圧迫される場合も身体の歪みや姿勢の悪さによって首の筋肉が緊張したり、肩が丸まって胸の筋肉が緊張したりすることによって神経を圧迫します。いずれのケースも神経が圧迫されている筋肉が過緊張する原因が他にあることが多いようです。

胸郭出口症候群に対するカイロプラクティックケア

まず、最初にどの部位で神経が圧迫されているのか鑑別することが重要になってきます。3つの圧迫されることの多い部位のどこで問題が起こっているとしても、骨盤の問題が併発している事が多くみられます。施術は圧迫している筋肉の緊張の改善と再発防止の為の全身のアプローチを並行して行っていきます。痛みが強く手による施術が難しい場合は超音波治療器などを使用する場合もあります。