顎の痛み・顎関節症の症例④~顎の痛みと肩こり、頭痛 20代 女性~

In 顎の痛み・顎関節症 by user

学生のころから慢性的に肩こりと頭痛があったが、仕事(デスクワーク)を初めてからより酷くなってきた。夕方など仕事が終わるくらいの時間帯になると首から背中にかけてバキバキしたような状態になる。さらに、1ヶ月くらい前から、食事やあくびなど口を大きく開けるようなタイミングで右顎が「カクッ」とするような音がする。音と同時にたまに痛みがあるが毎回ではない。

来院時の症状

背中から首の後ろ、後頭部から耳の後ろのあたりまで筋緊張が強い

首の可動域が減少(首を後ろに反らす動作と左に顔を向ける動作が×)

全体的に首が前にでた猫背の姿勢

頭痛はだいたい一日置き。左右のコメカミに締め付けるような重い痛み。

マッサージなどにいくと必ず揉み返しがでてしまう

施術後の経過

初回来院時は、猫背など特に上半身の姿勢に対する施術と、咀嚼筋(アゴを動かすときに使う筋肉)を緩める筋膜リリースを行った。術後に口を開けるときの音は減少した。

2回目来院時までに頭痛は出なくなった。もみ返しも出なかった。顎の音も以前より気にならない。

3回目以降では頭痛と顎の音はほどんど気になることはなく、慢性の肩こりに対するケアを継続している。

担当 コメント

口を開けるときに顎の付近で音が鳴る、という症状の多くは、顎関節の内部の関節円盤という軟骨がずれることで生じる音です。関節円盤が動いてしまうというのをカイロプラクティックの施術だけで改善させるのは難しいですが、顎関節の周囲の筋肉や首や背中などの背骨との動きの協調性を回復させることで症状を軽減させることは可能です。

このケースでは、顎関節の開閉に関わる咀嚼筋の問題が大きく短期間で変化が出すことができました。また以前からの慢性的な肩こりがひどい状態だったので、顎の症状や首肩の症状が治まった現在も、再発防止、メンテナンス目的で定期的に来院されています